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半翅目を中心とした八幡高校の昆虫相 |
[班長]長柄 豊 [副班長]大岩将太郎
[班員]白木理央、桑野高彰、久保田陸斗、松下昇平、岩本芙美子 |
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〜研究内容〜
八幡高校は都市部と山地の境となる丘陵地に位置し、周囲に雑木林が広がる豊かな自然環境のため昆虫類も非常に多く観察されていました。しかし最近では、大型道路の整備や宅地開発が山間部にも進み、観察できる動植物も少なくなってきたと言われています。そこで、八幡高校周辺の環境変化を調べるとともに、八幡高校敷地内に見られる昆虫の調査を行いました。環境変化については年代別の航空写真から植生面積の変化を調べ、昆虫については植物との関連が強い植食性の半翅目昆虫を中心に調査を行いました。 |
〜研究結果〜
八幡高校のある丘の植生面積は、本校が移転してきた1970年代から現在にかけて約半分に減少していることが分かりました。八幡高校の校庭からは、新種や日本から初めて確認された種など、重要な発見を含む種が数種見つかり、半翅目頸吻亜目では150種以上が確認されました。昆虫の変化については過去の記録が見つからなかったため比較はできませんでしたが、現在でも多様な昆虫相が維持されていることが分かりました。これは、近くの山地から頻繁に飛来してくるからだと考えられます。 |
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〜研究成果の発表〜
本研究の成果は以下の学会等で発表を行いました。
・第8回福岡県高等学校理数科課題研究発表大会(平成25年6月17日)
・生物教育学会広島大会(平成25年1月12日)
・日本昆虫分類学会(平成24年11月17日) |
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