9月20日に八幡高校の創立記念講演会が実施されました。
今年は高校46期で、2003年と2007年のラグビーワールドカップにも日本代表主将として出場され、現在はラグビーの指導者でいらっしゃる箕内拓郎さんに「楕円球と共に生きて〜ラグビーから学んだこと~」という演題でご講演いただきました。箕内さんはNECグリーンロケッツやNTTドコモレッドハリケーンズ等、様々なチームでご活躍されており、生徒・職員も皆講演を楽しみにしていました。
講演会は箕内さんと生徒実行委員とのパネルディスカッション形式で実施され、箕内さんの八幡高校在学時代の先生との思い出やラグビーとの向き合い方、大学進学後に所属したチームでの大変だったこと、社会人チームと学生チームの違いなどのお話に、これからの進路を考える生徒たちはとても熱心に聴いていました。
そして実際にラグビーの詳しいルールやポジションについて実行委員のラグビー部メンバーとお話いただき、試合の中で重要なパスの実演をしていただきました。元日本代表とのパスということで少し緊張していたようですが、実行委員やラグビー部顧問の阿部展裕先生が楽しそうに参加する姿が見られました。
また、講演を通してコロナ禍で練習環境に制限がある中でも、チームの団結力を強めて勝利を目指すコーチとしての箕内さんの熱い思いを感じることができました。
講演の最後には「100%を出し切る仲間の皆を尊敬している」「ラグビーという競技に限らず、仲間を大切にする気持ちを持ってほしい」という、八高生全員の心に響くお言葉をいただきました。
質疑応答では、チームの雰囲気を良くするにはどうすればいいですか、国外で活躍するために必要な英語はどのように勉強されましたか等の質問が寄せられ、一つずつ丁寧にお答えいただきました。
指導者としてラグビー界を支える箕内さん。堂々とした先輩の姿に生徒たちは強い憧れを抱きました。偉大な先輩のようになれるよう、一人ひとりが今日お話いただいたことを意識して、今後の高校生活に活かしていこうと思います。
【生徒実行委員 感想①】 全校が関わる大切な講演会の実行委員ということでとても緊張しました。内容の企画やスライド作りはとても大変でしたが、講師の箕内さんのことをより深く知ることができる良い機会でした。今回はパネルディスカッション形式だったので、もう少し「自分」を前に出してもよかったなと思いました。今回の貴重な経験を活かしてこれからの学校生活でも積極的に行動していきます。
【生徒実行委員 感想②】 もう少し自分の感想をおりまぜたかったけど楽しかったです。箕内さんに校長室で挨拶した時、体が大きく驚きましたが、笑顔の優しい方でした。お話を聞いた後はすごいと思いました。
(本記事は、創立記念講演会生徒実行委員 2年7組梶原萌衣さんが作成しました)
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