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平成26年度「オーストラリア・アデレード海外研修旅行」

 この海外研修は、八幡高校のSSH事業の一環としており、最先端の理科学研究の方法と英語によるコミュニケーション能力を研修し、国際的に広い視野と責任感を持った科学者の素養を育成することを目的としています。平成26年度は第2学年の理数科生徒10名(女子6名、男子4名)と引率教員2名が参加しました。
 研修地は、オーストラリア連邦南オーストラリア州の州都であるアデレードAdelaideです。この街は研究・教育機関の活動が盛んであり、西側はセントビンセント湾に面し、東側は多くの国立公園や保護林地区に囲まれてる等、自然環境に恵まれています。
研修内容は、研究機関などで講義を受講したりフィールドワークを行ったりする他に、本校生徒が日本の紹介を英語でプレゼンテーションするプログラムも組まれています。この準備は3月末から開始し、理科と英語の先生の指導の下、何度も練習しました。その成果は研修日程6日目の5月1日(木)に発揮されました。

Apr. 26 (Sat)
 [the 1st day]
  

Japan / Fukuoka


Singapore/Changi
07:00/
 八幡高校を出発。送迎バスで福岡空港に向かいました。
10:00/
 福岡空港に到着。まずは中継地であるシンガポールへ向かいました。
15:25/
 東シナ海と南シナ海を飛び越え(飛行距離3,300km)、シンガポール・チャンギ国際空港に到着しました。この空港は世界で最も評価の高い空港の一つで、スカイトレインというモノレールで移動をします。
23:55/
 空港内で食事をしたり施設を見学して時間を過ごし、アデレードを目指して離陸しました。
      
 Apr. 27 (Sun)
 [the 2nd day]
  

Australia/Adelaid
 08:15/
 5,400kmを飛行してアデレード空港に到着。空港ではホームステイ先のホストファミリーが出迎えを受け、一緒にアデレード近郊で過ごしました。
 福岡とアデレードは赤道を越えて約7,500km離れていますが、経度差は8度ほどしかなく、(神奈川県と同じ)、時差は30分しかありません。オーストラリアは南半球のため季節は日本と逆の秋で、アデレードのほうが気温はやや高く日差しが強かったです。
      
 Apr. 28 (Mon)
 [the 3rd day]
  

Australia/Adelaid
 08:40/
 ASMS(Australia Science and Mathematics School)での研修が始まりました。ここは科学と数学に特化した教育機関(高校に相当)です。ここの学生が本校生徒のバディ(相棒)として、滞在中のサポートをしてくれました。
10:40/
 ASMSの全校集会で本校の生徒10名が紹介されました。
11:20/
 この国の生物多様性についてのフィールドワークを行いました。日本とオーストラリアの動植物の違いに、生徒も感銘を受けていました。
      

      
 Apr. 29 (Tue)
 [the 4th day]
  

Australia/Adelaid
 10:40/
 バスに乗ってビクターハーバへ移動。ここではwildlite parkとホエールセンターの見学を行いました。
      

      
Apr. 30 (Wed)
 [the 5th day]
  

Australia/Adelaid
 08:40/
 ASMSで科学捜査についての講義と実習に取り組みました。英語による説明を受けながら、本格的な実験を行いました。
          

      
 May. 1 (Thu)
 [the 6th day]
  

Australia/Adelaid
8:40/
 ASMSにて八高生徒による2テーマの日本紹介プレゼンテーションが行われました。現地の方々から「すばらしい!」との賞賛を頂きました。
 テーマ@ 和食
 テーマA トキ
      

        

           
 May. 2 (Fri)
 [the 7th day]
  

Australia/Adelaid
 08:40/
 研修最終日は、フリンダース大学で生物多様性と生態系に関して学んだことを生徒自身でまとめ、発表を行いました。
10:40/
 SA Museumを見学し、動物の標本や植物などを見学しました。日本では目にすることのない動植物を前にして生徒には貴重な体験となりました。
      

      
      
 May. 3 (Sat)
 [the 8th day]
  

Australia/Adelaid
 15:30/
 アデレード滞在の最終日は、ホストファミリーと交流を行った後、空港まで送っていただきました。出発まで別れを惜しみました。
18:10/
 アデレードを離陸。再び中継地のシンガポールを目指します。
         
 May. 4 (Sun)
 [the 9th day]
  


Singapore/Changi


Japan / Fukuoka
 00:05/
 シンガポール空港に到着。1時間程で日本への便に乗り換えました。
08:35/
 福岡空港へ到着。送迎バスで八幡高校へ向かいました。
10:30/
 学校では多くの保護者と先生方が出迎えてくれました。研修旅行の締めくくりは、8泊9日を共にした仲間たちと集合写真。皆さんお疲れ様でした!!
      
     

・帰国後の生徒達の感想
 今回の研修旅行は、生徒達のもつ生活・自然・文化・教育・将来に対する考え方に大きな影響を与えてくれました。帰国した生徒達にこのオーストラリアでの体験から感じたこと、学んだことを語ってもらいました。そのうちの一部を紹介いたします。
(2年生男子)
 日本を出発し、オーストラリアへ向かう飛行機の中ではとても緊張して、果たして円滑に英語でコミュニケーションを取れるのか、大学での講義は理解できるのか、と不安になりました。しかし、オーストラリアに到着し、ホームステイ先のファミリーはとても温かい笑顔で迎えていただき、今回の研修旅行を充実させることができました。
 今回の研修で学んだことのひとつとして、「積極性」が挙げられます。オーストラリアでは通訳もいない、当然日本語も通用しない状況に置かれました。しかし、自分の理解している範囲の英語を活用し、積極的に話しかけて、また自分自身が相手の発言を理解しようとする姿勢を取ることで、十分にコミュニケーションを行うことができました。また授業についても自分たちの発言によって授業が進行していく主体的な授業の形式が取られていて、この主体的に授業を受けていくことが自分自身の成長につながることを痛感しました。
 この「積極性」をオーストラリアだけのものとせず、これからの学校生活にも活かしていきたいです。
(2年生女子)
 この研修旅行に参加することを決めてから、コミュニケーションは十分に取ることができるのか、といつも考えて不安でした。しかし実際にオーストラリアに行くと、全てを伝えることはできなくても、単語や表情、ジェスチャーでコミュニケーションを取ることができて、小さなことですが、自信につながりました。
 今回の研修では語学研修だけではなく、大学での講義や多くの施設を訪問することで最新の科学技術にも触れることができ、普段の高校生活では得られない貴重な体験をすることも出来ました。
 研修旅行を通して、言葉が通じないもどかしさ、思いが伝わる嬉しさ、また言語は違っていても学んでいくことは同じであること、語学や科学以外のたくさんのことも理解することができました。そして何よりも自分を支えてくれるたくさんの人のおかげでこの研修旅行が充実したものとなりました。この思いを忘れずに、これからの生活を過ごしていきたいです。

〒805-0034  福岡県北九州市八幡東区清田3丁目1−1 Googleマップ
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   福岡県立八幡高等学校 TEL 093-651-0035  FAX 093-651-8101